庫裏
客殿の玄関と待合室の改修
檀家さん等がお集まりになる場でもあるため、心地良さとともに誰でも落ち着けるような空間に設計致しました。特に待合室については天井を高くし、古材(化粧梁)をあしらい、囲炉裏を設置。開放感を与えるとともにどこか懐かしさを感じる古民家風に仕上げました。
庫裏新築
敷地内には本堂、客殿、宿坊があるため、それらとの外観の調和を意識しつつもあまり「和風」にならないよう、2階の部屋を差し掛け屋根にし、1階には土庇を設け、全体的に変化を与えました。色については屋根は黒、外壁は白をベースに木部は自然の色をなるべく生かすように色の薄い防腐材で仕上げ、シンプルで清潔感のある外観に致しました。
また、全ての居室を南側に配置。開口もなるべく大きく取り、日差しを取り入れ明るく風通しの良い間取りに。
内部色はダークブラウンを基調色とし、壁・天井は白で仕上げ、飽きのこない落ち着いた雰囲気に仕上げました。