寺社耐震補強工事

一般住宅における「在来構法」は、筋交いや合板を使い、頑丈な壁で地震や風の力に力で対抗する「剛構造」であるのに対し、寺社建築物のような「伝統構法」は、地震や風の力が加わると建物全体が変形しながら力を吸収し逃す「柔構造」と言うことができます。
寺社構造物は太い柱、梁 差もの、土塗り壁等で構成され、いずれも伝統的な仕口をもつ堅牢な建物で、伝統構法建築物に分類されます。