土屋建設㈱・青木興業㈱JV
2024.8.28 更新
工事概要
観光地域づくり整備事業 松原公園整備工事
2022.9.12~2023.8.31
花時計改修/付替道整備/松林の整備(木道・遊具設置等)
松原公園津波避難複合施設建築工事
2022.8.16~2024.6.21
津波避難複合施設の建築
2024年7月13日0時より、松原公園駐車場が有料となります。入庫後120分無料(通年)。120分を超えるごとに60分300円。夏季シーズンは1,200円となります。出入口は以前は2か所ありましたが、写真の場所1か所となりました。
土肥の新鮮な野菜やひものがご購入できる「ありがとう」がテラッセ・オレンジ・トイ内に移転しました。新しい店内ではベアード・ブルワリー・ガーデン修善寺の地ビールやロクワットのスィーツ、ミモザのほわっとビワティー、森島米店のおはぎなども販売され、品揃えが豊富になりました。
2024.6.21 工事竣工
いくつかのテナントが入り地域の魅力ある食材や物品を販売。海側には夕日を見ながら入れる足湯を設置。
雨天時でも子供から大人まで楽しめる飲食可能なフリースペース。
眺望を活かした飲食店。災害時には避難スペースに。
眺望を楽しめる飲食可能なフリースペース。災害時には避難スペースに。災害グッズの備蓄庫や非常電源装置を設置。
災害時に裸足で避難することを想定して木材やタイルを多用。階段幅は広く、勾配も緩やかに設計されています。
観光施設として、また地域の方のコミュニティ施設として日常利用することで、地域の活性化を促し、さらには【慣れた施設】として災害時の避難の質を高めます。
Public Information
市からのお知らせです。とてもわかりやすくまとめられていますので併せてご参考になさって下さい。かわら版は今後定期的に発行され、回覧板等で配布されます。
お知らせ
松原公園には他にも河津桜や八重桜が植えられているようで、特に河津桜との見分けが難しく… いずれ園路となる桜並木道を整備している工事担当者が「土肥桜は早咲きだから区別がついたよ~。」と(笑)いろいろな種類の桜の木が植えられていると長い期間桜が楽しめていいですね。桜並木を歩ける日がとても待ち遠しいです。
その名は Terrasse(テラッセ)Orange(オレンジ)toi(トイ)
全国から沢山の応募があったにもかかわらず、最終的に選ばれたのは土肥の子育て世代のお母さんの作品でした。決め手となったのは「名前の意味、そして思い」でした。
「テラッセ」は ①絶景を楽しめる「テラス」 ②災害時には灯台の様に、生命を守り照らせる ③伊豆市の観光や未来を照らせる
「オレンジ」は、 ①土肥の海に映る美しい夕陽 ② 全国初のオレンジゾーンによる施設 ③名産のミカンから、
暖かいイメージ 「toi」は、 ヨーロッパの「toi toi toi」というおまじないで、幸運を祈る、応援の意味があります。
また、 「テラッセ オレンジ」は、 土肥の方言の 「こらっしゃー(来なよ)おらっち(私の家)」と響きが似ていて、 「私たちの、土肥にいらっしゃい」と言う意味も込め、地元の人から親しまれるように。
土肥の皆さん、観光客の皆さんを、 暖かく「照らせ オレンジ」に、と願いをこめ、名付けました。 土肥地区で生まれ子育て中なので、 皆を守り、地域を盛り上げる施設になって欲しいと思います。
「テラッセに遊びに行こう♪」と親しみやすくとても素敵な名前がつきましたね!
土肥こども園の園児さんや土肥小中一貫校の生徒さんも参加され、園児さんには新しく設置された遊具を体験後、花時計の中心に花を植えていただきました。
1~9年生の一貫校の生徒さんには基礎工事を終えたばかりの複合施設の建設現場の上で工事内容(杭工事)を聞いていただき、またモニターで工事の今までの写真を見たり、遊具を見学するなど、少し専門的な内容もお勉強していただきました。
そしてこの複合施設が建てられる目的でもある地震や津波のこと、そして防災の取り組みについてもクイズ形式で改めて理解を深めていただきました。
この取り組みが未来につながるといいですね。
松は粘りと硬さ、色艶から、古くより寺社や古民家の梁に使われてきた素材。
触れると檜や杉とは違った重厚感があります。
汐風をあびながら育ち、土肥の歴史を刻んできた松の木の作品に是非触れてみて下さいね。
そして、この看板を作製したのが伊豆総合高校の工業科の生徒さん達。夜間でも看板が見えるように電飾証明を発案。
未来を担う貴重な技術者の第一歩としての作品。
この経験を活かして日本の未来を築き、そして(夢は大きく)世界に羽ばたいていってほしいですね!
この取り組みは出発点であり、「観光防災」という1つの目的に向かってこれからまちをどのように整備し、運営していくか、まだまだ課題はありますが、進むべき方向が定まったことで地域の人々の意識も変わり、新たな未来が開けることを期待します。