第33回 安全大会
第33回 安全大会を6/26に開催いたしました。
一年という月日が経つのは早く、暑さの到来も去年より早いように感じます。
今年6月1日から労働安全衛生規則が改正され、熱中症対策が強化されました。
青友会をはじめ協力会社の皆さまには今年も猛暑が予想されますので、くれぐれも体調管理を万全に、そして安全についての再確認を引き続きよろしくお願い致します。

三島労働基準監督署 宮澤副所長 のお話では、職場における熱中症による死亡災害の傾向として…
7割が屋外、他の災害の約5~6倍の割合で起こり、原因のほとんどが「初期症状の放置・対応の遅れ」ということでした。
現場におけるコミュニケーションの重要性を伺うことができます。
体調が悪そうな人を見つけた場合には、早めの声掛けと判断を、当事者の方も気合で乗り切ろうとせず、まず周囲の人にひと声かけていただき、初期症状を共有することが大事だと思いました。
最近、降圧剤と熱中症の因果関係が解明されつつあり、お薬を飲まれている方は注意してくださいというお話もありました。
伊豆中央警察署 三木交通課長 のお話では、昨年と同様、県外や観光客の方の事故が多く、出会い頭の事故や追突事故が目立つとのことでした。
お話を聞いていて、自分も運転していて気を付けたい事例がありました。
それは後方にいたバイクがいつの間にか真横に来ていて、左折時に巻き込んでしまうというものです。
三木交通課長は「バイクの通り道を作らないようにできるだけ左側に寄ってください。」とおっしゃっていました。
たぶん教習所でも習ったことだとは思いますが、盲点になっておりました。
地方に住んでいれば運転歴も長くなり、自分の経験から判断しがちですが、様々な事故を解明してきた警察署のお話には初心に帰る視点が多々ありました。

では今年選ばれた安全標語です。
【労働安全標語】
安全は普段の努力の積み重ね 無理なく 無駄なく 手抜きなく 泉野鉄筋(株)露木正一 さん
【交通安全標語】
ハンドル持ったら平常心 今日も灯そう 無事故の灯(ひ) 伊豆工業(株)萩原吉雄 さん
前後してしまいますが、最後に。
安全大会では最初に労働災害でお亡くなりになられた方々に黙祷を捧げます。
その後、大会委員長の弊社社長のあいさつがあるのですが、建設現場では常に作業環境、場所・人が変化し、危険ととなり合わせ。
働くもの同士、意思の疎通をはかり、安全を人任せにしない、自らが作り出す者になること、というお話がありました。
同時に時事ネタとして、2025年の7月5日の都市伝説についても言及がありました。
情報の世界ではなく、もっと身近な危険に注意すること。
起こるかどうかはわからないことに惑わされず、いつ起こってもいいように事前に準備することが大事だと。
様々な現場を見てきた社長の言葉に重みを感じました。
では次の安全大会まで【安全第一】でお願い致します。お疲れ様です。